八尾若ごぼうの利活用を考える 生産・加工 交流会 9/20(木)

来る2018年9月20日

八尾市農業啓発推進協議会の主催で
八尾若ごぼうの活用を考える生産加工交流会の
基調講演と交流会のファシリテーターの依頼を頂戴しました。
於:中河内府民センタービル4階 大会議室 14時~16時
大阪在住の身としては
故郷の農業に微力ながらお役に立ちたいと思っておりました。
食品事業者さんと農業者とがお互いの強みを活かして
八尾の特産品として大阪府、全国へともっと認知される取組みに
つなげるいい機会にしたいと思っております。
(PDFが開きます)

「京都オーガニックアクション協議会」様での講演

2018年6月29日

京都オーガニックアクション協議会にて総会の基調講演をさせて頂きました。

京都府を中心としたオーガニックの生産者が30名以上いらっしゃった中での

講演とトークセッションは緊張したものの概ね良いご評価を頂けたようでした。

 

現在彼らは共同物流からチャレンジを開始し、今後は共同出荷

計画的な生産体制を整えようとしています。

有機農業の将来が大きく変わっていく開拓者達に今後も

微力ながらご協力できればと思っております。

「農業者と食品事業者の交流会」のファシリテーターを担当

2018年2月7日  @河内長野文化会館13:30~16:00

大阪府様の依頼で
「農業者と食品事業者の交流会」のファシリテーターを担当させて頂きました。

食品事業者の方々が地元の農産物を使いたいというニーズは高いのですが
取引成立には課題も多く、今回の交流会はその課題を総括的に考え合う
両者共にいい機会になって頂けたと思っています。

大消費地である大阪の農業者ですから販売先には困らないと
思いがちですが、販売先の『求めるもの』と『出荷できるもの』にアンマッチが見られたり
農産加工品を商品化しても、製造出荷限界と販売先の希望納品数量がかけ離れているなど
販売先が多いからといって簡単に販路が見つかるわけではないと実感しました。

よくある商談会だと売りたい農産物を提案して
販売先にニーズがなければそれで終了なのですが
今回の交流会のポイントは複数の食品事業者と農業者が意見交換をする中で
ちょっとした一言からマッチングにつながる要素があったという所です。

「雑談の中からビジネスチャンスが生まれる。」正にこの言葉につながる
機会を創って頂き
またファシリテーターという重要な役割を私に任命して頂いた
大阪府のご担当者の方々にお礼の言葉に代えさせていただきます。

国産パプリカ

GWも終盤に差し掛かる頃、まだまだ珍しい国産パプリカの生産を始めた高知の農業者を訪れました。

昨年出来たばかりのハウスでは初のパプリカとピーマンの出荷が始まったばかり。

まだ色づき始めたばかりの赤・黄・橙色のパプリカでしたが、

肉厚でずっしり重くツヤツヤして愛らしく感じてしまいました。

 

 

このハウスでは病害虫の侵入を許さないよう

エアーシャワーの設置、収穫時の病原菌侵入を防ぐ工夫などはもちろん

ハウス内の環境条件をコンピューターによって計測、日射量・温度などの変化に対応しています。

 

パプリカは抗酸化作用が強く、β-カロテン・カロチノイド色素も含み

老化防止・免疫力アップ・がん予防に役立ちます。

当たり前のことですが、外国産のパプリカはスーパーに並ぶまでお隣の国からですら

1週間近くかかります。

安心安全で新鮮な国産パプリカがもっと普及してくれることを期待しています。

徳島 鳴門のれんこん

      
徳島でレンコンを生産されている松茂青果様のご厚意で、レンコンの収穫体験をさせていただきました。

一般的に皆さんが思い浮かべる沼地の畑での収穫作業ではなく、収穫の時は畑の水を抜き特殊なクワで丁寧に掘り起こします。

この地域のレンコンは海岸に近い事もあり砂の割合が多いさらっとした土壌です。

潮風が運ぶ海のミネラルが多く含まれる良質の土壌で育ったレンコンは色白で地下茎がしっかりとしています。

色白といっても洗わないとわからないですよね・・・ (^-^;

土の表面には茎の先っぽがチラッと見えているくらいでレンコンを見つけるのにコツがいりますが、

枝れんこんの姿が見えたら主茎の親れんこんを確認、周りの土を取り除くと…こんな大きなれんこんが出てきました。

沼の中での作業ではないので最初はお砂場遊びの感覚でしたが、腰をかがめてクワを入れる長時間の作業は中々大変でした。

こんな大変な収穫作業が日々続きます。レンコン農家さんに感謝!!

 

株式会社H.A.S.E様

株式会社H.A.S.Eの長谷川さんは

香川県で『キャベツ』『サニーレタス』『青ねぎ』を大規模に生産しています。

彼の代で今は10町以上の生産をするようになりました。

ほぼ全量を業務加工用向けに出荷をしています。

この地域は水はけがあまり良くない事と1枚1枚の面積が小さく効率的な生産が難しいのですが

彼の職人的な農業に関する感覚はピカイチで、栽培に関する知識も凄いものを持っています。

5月初旬に農地へ伺いましたが、当日もしっかりとしたキャベツが青々と育っていました!

6月一杯は出荷するそうです。